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結婚式には、新郎新婦は勿論、ご親族の方や様々なゲストの方が参加されています。
その場に相応しい、TPOをわきまえたマナーについて簡単にまとめました。
恥ずかしい思いをしない為にも事前に復習しておきましょう。

 

1.受付に着いたらまず挨拶

受付の方は、新郎新婦の代わりにゲストを出迎えてくれる主催者側の方です。
受付に着いたら、まず最初に「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を述べましょう。

また、披露宴中や控室は、新郎新婦のご両親やご親戚に挨拶する絶好の機会。
受付の時と同じように、お祝いの言葉と「お招きいただきありがとうございます」と感謝の気持ちも伝えましょう。

ご両親に挨拶する際は、簡単に話せる話題なんかもあると良いですね。

 

2.ご祝儀の渡し方

ご祝儀をむき出しのまま持っていくことはマナー違反。
場にあったデザインの袱紗に入れて、受付の時に取りだすようにしましょう。
袱紗はいろんな場面で使えるものですから、たしなみとして1つ持っておくと良いかも。

ご祝儀を渡す時は、

(1)左手のひらに祝儀袋を置き、右手で袱紗を開いて取り出す
(2)受付側からのし書きが読めるよう、時計回りに向きを変える
(3)袱紗を畳む
(4)畳んだ袱紗の上に祝儀袋を置き、両手で渡す

の流れで大丈夫です。

色によって使い分け!結婚式に適した袱紗のカラーとは・・・

◆暖色系(赤、オレンジ、藤、桃、臙脂、金、ローズ)
・・・ 結婚式などの慶事に最適
◆寒色系(紺、深緑、灰緑、緑、うぐいす、灰青、グレー)
・・・ お葬式など弔事に最適

ちなみに「紫色の袱紗」は慶弔兼用なので、特にこだわりがなければ、紫色の袱紗がおすすめです。

 

3.芳名帳には丁寧に記入

受付時間の短縮・ゲストの負担軽減といった理由から、
近年は芳名帳の代わりにゲストカードを提出するなど、受付の形態も変わってきてますが、
まだまだ記帳も健在。

自分の字に自信がなかったりで記帳が苦手な方もいらっしゃるかとは思いますが、
ていねいに書く事を心がけておけば大丈夫です。
代筆を頼みたくなる気持ちもわかりますが、実際にお願いしてはダメですよ。

 

4.待合室でははしゃぎ過ぎ厳禁

式場によっては、近くのロビーや待合室で一旦待機する事もあります。
待合室で懐かしい友人や恩師との再会する可能性も・・・
同窓会に来たような気分になって、盛り上がってしまいそうですが、
招待されたのは「同窓会」でなく「結婚式」。
楽しくおしゃべりする分には問題ないですが、はしゃぎ過ぎは厳禁ですよ。

羽目をはずすパワーは二次会、三次会まで取っておきましょう!