結婚式に赤ちゃん連れで参加する際に心がけること
結婚式にはたくさんの人が集まりますから、参加者たちに迷惑をかけないようにすることが大切です。小さな子供がいる場合はしっかりと行動を見張って勝手な行動をしないように注意しておく必要があります。
また、子供の世話をするために必要なものを持ち歩いておく必要もあるので、まずは赤ちゃんを連れで結婚式に参加する際に心がけるべきことをチェックしておきましょう。
持ち物
赤ちゃんを連れて行く際には、きちんと世話ができるように準備をしておく必要があります。赤ちゃんはお腹が減ると泣き出しますから、粉ミルクや離乳食などの食事は用意しておくと安心です。また、ストロー付きのコップやカトラリー、スタイやお手拭きなども用意しておくと、食事をさせる特に周りを汚すこともありません。
また、結婚式はすぐに終わるわけではありません。赤ちゃんが排泄をした時のために、オムツやおしりふき、タオルや着替え、使用済みオムツを入れるビニール袋などを用意して置くことも大切です。
子供が昼寝をしてくれれば、母親も結婚式に集中することができます。赤ちゃんを心地よく眠らせるためにバギーやブランケット、バスタオルや抱っこ紐、おもちゃなどを用意して置くと良いでしょう。
服装
結婚式に連れて行く赤ちゃんの服装には、特にこれといったマナーはありません。子供にまで細かく服装の規定は定められていないので、お出かけ用の服装であれば十分です。
花嫁とかぶるのでタブーとされている白い洋服も、赤ちゃんであれば気にする必要はありません。その点では、気楽に参加することができるでしょう。
気をつけるべきマナー
赤ちゃんは泣くのが仕事です。お腹が減ったりすると泣き叫んで母親に訴えかけます。これを叱ることはできませんから、子供がぐずり始めたら会場の外に出るなどして落ち着くのを待ちましょう。
また、授乳をする際には、いくら大変だからといっても公共の場ではよくないので、式場に用意されている授乳室や控え室など人目につかないところに移動して行うことも大切なマナーです。授乳で母乳は衣服についてしまうこともあるので、胸当てを用意して置くと便利です。
子供をあやすためにおもちゃを持っていくのも有効ではありますが、音の出るおもちゃは会場内の人に迷惑をかけてしまうこともあるので、極力避けましょう。子供のお気に入りなどでどうしても音の出るおもちゃでなければならないという場合には、あらかじめ式場のスタッフや新郎新婦に話をしておきましょう。
子供連れで結婚式に参加する際のマナー
赤ちゃんではないけれど、2歳未満の小さな子供を結婚式に連れて行く際にもいくつか注意しなければならない点があります。
持ち物
小さな子供の持ち物としては、赤ちゃんと同様にストローやカトラリー、お手拭きやビニール袋、オムツやおもちゃなどがあります。また、小さな子はお腹が減るとぐずることもあるので、おやつを用意して置くと安心です。
子供と接しているうちに母親のドレスが汚れてしまうこともあるので、汚れが目立ちにくいドレスを選ぶのはもちろん、エプロンを持参しておくことも大切です。また、子供の服が汚れてしまった場合のことを考えて着替えを用意したり、暇つぶしのアイテムとしてシールブックやお絵かきグッズ、折り紙などを用意しておくのもおすすめです。子供が静かに遊んでいてくれれば、母親も結婚式に集中できます。
男の子の服装
男の子を連れて行く場合には、かっちりとしすぎる格好でなくても構いませんが、ワイシャツにシンプルなパンツなどを合わせて紳士のような服装をさせておくと良いでしょう。もちろん動きやすいものを選ぶことが大切です。
女の子の服装
女の子の場合も特に服装に制約はありませんが、あまりにカジュアルすぎる服装は避けましょう。きちんとしたよそ行きのスタイルであればとくに問題ないので、かわいらしいワンピースなどを選んであげると良いでしょう。
花嫁とかぶるためにタブーとされている白い洋服ですが、これも小さな女の子に関していえば問題ありません。その点では大人の洋服を選ぶよりも気を使わなくて良いでしょう。
ママのマナーも大切
結婚式に子供連れで参加する場合には、子供ののしつけ方や服装にばかり目がいってしまいがちですが、母親もマナーをきちんと守ることが大切です。では、母親が参加する際に気をつけるべきポイントにはどのようなものがあるのでしょうか。
動きやすい服装を心がける
小さな子供を連れての結婚式への参加は、子供を連れてきていない参加者と同じように、とはいきません。子供はいつもと違う空間にはしゃいで走り回ることもありますから、きちんと追いかけて制止することが大切です。そのためには、はしゃぐ子供をすぐに制止することができるように動きやすい服装を心がけましょう。
スカートよりはパンツの方が動きやすいので、パーティーの衣装を選ぶ際にはワンピースを控える選択も大切です。また、結婚式には5cm以上のヒールのパンプスが良いとされていますが、子供連れの場合は動きやすさを重視ししなければならないので、低めのヒールの靴を選ぶようにしましょう。
子供をしっかり見ておく
ちょっと目を離したすきに子供がどこかに行ってしまったり、他の人に迷惑をかけてしまうということもあるので、母親はしっかりと子供を見張っている必要があります。あまりに騒いでいるようなら会場の外に連れ出して落ち着くまで待つなどの対処も必要になります。
子供が騒ぎそうな感じがするのであれば、あらかじめ式場のスタッフなどに伝えておくといざそうなった時に一緒に対応してもらうことができます。
まとめ
今回は、結婚式に子連れで参加する場合に心がけるべきポイントについて紹介してきました。子供を連れての参加は大変なこともありますが、マナーを守って参加することができれば、周りの助けを得ることもできます。
子供と一緒に結婚式に参加して、素敵な思い出を分かち合いましょう!